大沢久司氏 千竃式MFBユニット
 伊勢型紙コーン,和紙エッジ,紐吊りダンパー
 VC用磁気回路:FE168ESの強力2段マグネット
 センサ用磁気回路:ネオジウム磁石(二六製作所特注25mmΦ,
   10mm厚,6mmΦの穴)gap 10mmで対向。
  MFB磁気回路の実測磁束密度:コイル内側で225mT,コイル外側で
   150mTなので、コイル上では200mT (2000gauss)程度と思われる。
   コイルのDCRは20Ω以上。
   (千竃式磁気回路の磁束密度については、こちらを参考のこと。)
  MFB磁気回路が強力なので、検出コイルをアンプでドライブしても
   立派に音が出る。コイルのDCRが高いので電流アンプがサチって
   しまうが、サチらなければ、100dB以上は出そうである。
   音質は、メインのVCをドライブした時より、MFBコイルをドライブした
   時の方がなぜか良い。
  MFBコイルをドライブする時には、VCをMFB検出コイルとして用いる。
 

前面
 

MFB磁気回路と検出コイル(ボビンはVC一体)
 

VC用磁気回路にはFE168ESの強力2段磁石を採用
 

紐吊りダンパーとボビン周辺

MySpeakerによる測定(大澤氏CCアンプ使用)

測定条件

1.メインVCをドライブした場合
  1)MFBなし
  2)MFBあり(MFBアダプタの出力コンデンサあり)
  3)MFBあり(MFBアダプタの出力コンデンサなし)
2.MFBコイルをドライブした場合(検出コイルにメインVCを使用)
  1)MFBなし
  2)MFBあり(MFBアダプタの出力コンデンサなし)

(データを見るには、各項目の青い部分をクリックしてください。
データを比較するときは、複数のブラウザ窓を開けてください。)